Jo Malone 新フレグランス〜調香師からのメッセージ
2013年 07月 05日
Jo Maloneから8/23に発売になる新しい香りについて。
今回は調香師のクリスティーヌ・ナジェルさんが来日し、
新しいフレグランスの創作の背景についてお話してくださいました。それがとても興味深い
内容で、この新しい香りを試す前に知っていると、さらに香りへの
理解が深まると思うので、シェアしたいなと思って。

クリスティーヌ・ナジェルさんはパリをベースに活動している
調香師さんで、2009年からジョー マローン ロンドンのパフューマー
の一員としてフレグランスを手がけてきました。
毎回、新しい香りを創作するにあたっては、ジョー マローン ロンドンの
チームから、情報をたくさん与えられ、そこから独自に発想して
香りを調香するのだとか。
今回のイギリスに関わる伝統や歴史的な情報のひとつは、
イギリスの舞踏会をテーマに撮影していたセシル・ビートンの話
彼が撮影した素晴らしいドレスの話など、

まるでおとぎ話のような世界を教えてもらったのだとか。
そしてそのレクチャーの後で、具体的に与えられたテーマは、
「ピオニー」という花の香りを作ることだったそう。
ピオニーにはさまざまな種類がありますが、日本ではシャクヤクが
ピオニー種のうちのひとつ。

以下、ナジェルさんのお話をできる限りそのままお伝えしますね。
「私がJo Maloneの香りを調香するときに心がけていることは、
シンプルさを基本にしながらも、シンプルであるからこそ、
質感やディテールを大切にしたいということです」
「
ピオニーには天然の花からとられたエッセンスは存在しない
のです。エキスを抽出できない花の1つなのですよ。
天然香料が存在しない、そこが難しいところ。
私にできることは、実際のピオニーの花の香りを何度も何度も
嗅ぐこと。そしてそこから
鼻と感性と記憶を総動員して
香りを再現する
というクリエーションになるのです」
「イギリスのピオニーは1年で数週間しか咲きません。
ですからその期間でピオニーの香りをとらえるのは、とても
難しい。でも幸い、ジョー マローン ロンドンのチームは
私に時間の猶与をくださったので、私は2年越しでピオニー
の香りを体感し、イメージを膨らませて創造することが
できました。ピオニーの香りははかなくてシンプルではあり
ますが、よく観察して感じてみるとパウダリーな部分も、
スパイシーな面も、ローズに似たような要素もあるのです」
このあたりの分析はさすが、たくさんの賞を受賞している
優秀な調香師さんです。
(以下、後編に続く・・)
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今回は調香師のクリスティーヌ・ナジェルさんが来日し、
新しいフレグランスの創作の背景についてお話してくださいました。それがとても興味深い
内容で、この新しい香りを試す前に知っていると、さらに香りへの
理解が深まると思うので、シェアしたいなと思って。

クリスティーヌ・ナジェルさんはパリをベースに活動している
調香師さんで、2009年からジョー マローン ロンドンのパフューマー
の一員としてフレグランスを手がけてきました。
毎回、新しい香りを創作するにあたっては、ジョー マローン ロンドンの
チームから、情報をたくさん与えられ、そこから独自に発想して
香りを調香するのだとか。
今回のイギリスに関わる伝統や歴史的な情報のひとつは、
イギリスの舞踏会をテーマに撮影していたセシル・ビートンの話
彼が撮影した素晴らしいドレスの話など、

まるでおとぎ話のような世界を教えてもらったのだとか。
そしてそのレクチャーの後で、具体的に与えられたテーマは、
「ピオニー」という花の香りを作ることだったそう。
ピオニーにはさまざまな種類がありますが、日本ではシャクヤクが
ピオニー種のうちのひとつ。

以下、ナジェルさんのお話をできる限りそのままお伝えしますね。
「私がJo Maloneの香りを調香するときに心がけていることは、
シンプルさを基本にしながらも、シンプルであるからこそ、
質感やディテールを大切にしたいということです」
「
ピオニーには天然の花からとられたエッセンスは存在しない
のです。エキスを抽出できない花の1つなのですよ。
天然香料が存在しない、そこが難しいところ。
私にできることは、実際のピオニーの花の香りを何度も何度も
嗅ぐこと。そしてそこから
鼻と感性と記憶を総動員して
香りを再現する
というクリエーションになるのです」
「イギリスのピオニーは1年で数週間しか咲きません。
ですからその期間でピオニーの香りをとらえるのは、とても
難しい。でも幸い、ジョー マローン ロンドンのチームは
私に時間の猶与をくださったので、私は2年越しでピオニー
の香りを体感し、イメージを膨らませて創造することが
できました。ピオニーの香りははかなくてシンプルではあり
ますが、よく観察して感じてみるとパウダリーな部分も、
スパイシーな面も、ローズに似たような要素もあるのです」
このあたりの分析はさすが、たくさんの賞を受賞している
優秀な調香師さんです。
(以下、後編に続く・・)
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by tekumaku_w
| 2013-07-05 17:01
| 発表会だより


