謎の、こんぶ茶ブーム
2010年 07月 11日
お水の国、スイスで驚いた(☆。☆)のが、謎のこんぶ茶ドリンクです。
ローザンヌのパレスホテル、ボーリバージュパレスのスパで見かけたんだけど、サンモリッツのケンピンスキーホテルでは、なんと写真のごとく、朝食ブッフェに誇らしげに並んでいまして‥
自然素材にこだわった植物ウォーターを出してる会社の作品でした。
パンフレット読みますと、自然をつきつめたら、アジアに古来から伝わる知恵に行き着いた‥そうで(~ヘ~;)
クラシカルな元祖こんぶ茶のほかにクランベリーとかくあわせたもの(想像を絶する)があるみたい
こんぶ茶の代謝を上げる作用と抗酸化作用に注目!との効用書きも。
フランス語で
うぁ!さらに、パンフレットには「かつての日本の宮廷で天皇の胃痛をこんぶ茶で治した」とか書いてある。で、紀元前221年のTsin朝の時代にはすでに神秘的な飲み物として知られていたって、泰‥って、そりゃ中国じゃないかぇ?( ̄□ ̄;)!!
そこから禅の精神につながってっちゃうんだが。事かように、どうも日本も中国もごっちゃにして無理くり禅でまとめる、こういう流れが最近の日本信仰ブームによく見られますのです。
こんぶは素晴らしい食品で、養生アイテムでもありますよ。私はダシはすべて昆布ダシ。沸騰させると酵素が破壊されるので、水に少しつけてから、弱火でゆっくり温めます。
日本人こそ、もっと、身近なこんぶの効用を見直したほうがよいと思う。てことでこんぶに罪はないんだけど。
ボーリバージュパレスのスパはフランスのサンクモンドというスパなんだけど、トリートメントにも不思議な勘違い系がちらほら。
ジャパニーズバスのオフロってトリートメントは、日本式が売り、だから檜風呂まではよいんだけど、エッセンシャルオイル入れます、花びら浮かせます、オイルは陰陽五行の5つのエレメントから選びます、など、やっぱりアジアものを勝手にミックスしてる。
アジア風呂と名付けてくれれば全く問題ないんだけど。まぁ、日本流行りだから日本と何か関連づけたいという気持ちなんだろう、と思われるのはちょっと嬉しいけど。
日本人も欧米めちゃめちゃ混同&ごちゃまぜにしてきてますしね。
それにしても、驚きの、スイスで、まさかのこんぶ茶登場!でした。
・・・と朝、記事をアゲておいたらアメリカのサンフランよりついったーでお知らせが入りました。アメリカでもコンブチャすごいブームで実は美味しいと。そしてコンブチャは昆布茶にあらず、なんだって!!この件つづきを次のブログにひきつぎましょう
by tekumaku_w
| 2010-07-11 11:07