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by tekumaku_w
こちらは支離滅裂に気が散る性格の反映でノージャンルであれこれ読み飛ばす本の中から心に残った本、お薦めしたい本をご紹介するコーナーです。

第1回は、往年の正しいグルメ指南本。

「男のだいどこ」  荻昌弘

似非グルメが蔓延する昨今ですが、グルメという単語ができるはるか昔にまっとうに美味いものを紹介してくれた名作がありました。それがこの本。

この名作が、なぜかわが実家にころがっておりまして、大学生のころ、この本の中の美味しい紅茶の入れ方のくだりを読んだおかげで紅茶本来の味を引き出す入れ方と味を覚えた私。いまでも非常に感謝しております。

しかしいまになり、はたと思い出そうとしても内容詳細を忘れてしまったので、いつか実家から奪ってこようと思っているうちにズルズル。
ようやく先日、実家戻りの折に
「荻昌弘の男のだいどこ、どこにある?」と聞いたら
「捨てたわよ」
とあっさり言うではありませんか!
うおーーあの本ってもう多分絶版 手に入らないのにぃイイ〜〜と、のたうちまわっても too late。 

あーああーーーー(タメイキ)

しかし天は私を見放さなかった。青山のCOW BOOKS でナニゲに本棚を見ていたらあるではありませんか! うちにあったものより、かなりいい状態の、ピカピカの「男のだいどこ」が。

ほくそえみながら即座に手に入れました。

急いでくだんの紅茶の入れ方のくだりを探す・・・と、覚えていたとおりありました。皆さんが読むことができるチャンスは少ないと思うので、以下、参考になる部分を抜粋させていただきます。

p223

「紅茶のいれ方は、ただ一つである。すべての関係容器を徹底的に熱く保つことである。熱して乾かしたポットに、少な目の葉を投込む。一人前、小サジすりきりより少な目である。そこへ、コーヒーと同じく、ぐらぐらの煮え湯を注ぎ、いそいでポットを、ねんねこでくるむ。

ナニ? キミんとこは、赤ん坊つくらんのか。仕方ない。では、バスタオルでくるみなさい。砂時計ひっくりかえして、三分間。充分あたためておいた茶碗に、注いでごらんなさい。ほら、色からして今までの紅茶とはちがった澄明感(注:原文ママ)でしょ。

最近は国産の缶(原文は缶編に灌のつくり部分がついた漢字)も相当によくなって、日東の セイロン、ダージリン、ことにアッサムなど、非常にいい色が出るのは感動的である。・・・・」

というのがその内容です。だまされたと思って、一度この通りに入れてみてください。書かれているすべての条件をそのまま実行しないとダメですよ。復習しますと、

*関係容器をすべて熱く保つこと
*ぐらぐらのお湯にすること
*茶の量も守ること
*そして注ぐや否や急いでねんねこ(ないと思うのでバスタオル)でくるむこと
   タオルじゃだめです バスタオルで その厚みで蒸らすことが大事
*きっちり3分待つこと
*温めておいたカップに注ぐこと

これでどんなに安い葉でも、すばらしく香り高くコクのある紅茶が入ります。

これが記されたのは、本の後ろを見ますと、昭和47年(1972年)。いまでは、さまざまなブランドから ありとあらゆる種類の紅茶が日本に上陸し、いくらでも手に入りますが、果たして、本当に美味しい入れ方で紅茶を入れて本来の茶葉の実力を充分に引き出して飲んでいる人がどれだけいるのかどうか!?

カフェでも、カッコつけた名前のブランド羅列してるわりに美味い紅茶入れてくれるとこ、ほとんどありませんからね。味がしないばかりか、まったく香りもしない、紅茶色のお湯を飲まされるばかり。ときには水が悪くて水の臭い匂いがしちゃったりね。

厨房にいるのがいまさっきから入ったバイトでもいいの。このとお〜りにやってくれさえすれば
イギリスの茶屋が二束三文で売ってくれる類の粉みたいなクズ茶葉でさえ、コクのある忘れ得ぬ味の紅茶ができあがるんです。

まっとうなグルメ本ってこのように初心者でも、とくに大枚はたかなくても、いい味にめぐりあえる指南をしてくれる本だって私は思うんですが・・・。

ともあれ、これを読んだみなさんはぜひとも、この荻昌弘方式でご家庭では美味い紅茶、飲んでくださいませね。


その他、食にまつわる興味深い話が満載の名著、興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひ古本屋さんで探してみてください。

「男のだいどこ」 著者:荻昌弘(おぎ まさひろ)
昭和47年6月25日 第一刷
文藝春秋社刊

著者略歴を転記します。

1925年、東京に生まれる。1951年、
東京大学国文科卒業。
「キネマ旬報」同人、「映画旬刊」編集委員を経て、
1966年からフリーの映画評論家。東京都立大学
講師。著書に「映画百年史」「ステレオ」がある。
(注:略歴も昭和47年時点のもので、ご本人はすでに故人です)
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# by tekumaku_w | 2006-03-08 00:03
こちらでは、仕事で出席する発表会や新製品の話、街で見聞きした耳より情報、単発でアップされる担当記事のお知らせなどを中心に、美容を中心とした話題をお届けしたいと思っています。

今回はいまご覧になれる、私が担当した最近の美容記事のご案内を。手前味噌で恐縮ですが。いずれも連載以外の単発のお仕事です。

■ただいま発売中のELLE JAPON誌 4月号内の東京特集にて「年齢不詳の女になれる 噂のゴッド・エステはここだ!」・・東京に日々ふえ続けるアンチエイジング系エステのなかでお薦めのサロンを選んでご紹介しています。このなかのメリハリボディが実現できる自由が丘「トラディショナル ビューティ ピュール」よりテクマク読者のみなさまに祝10周年 移籍記念のプレゼントをご提供いただいてます。詳細はプレゼントコーナーをご覧くださいませね!

■同じく ただいま発売中のマリ・クレール誌4月号についている別冊「マリ・クレール ボーテ大賞」冊子内 冊子の前半にはフランスで選ばれたボーテ大賞の紹介 それにひき続いて日本特別賞の発表。この日本特別賞の選定にあたり、審査員のひとりとして参加させていただきました。取材していただいたコメントが掲載されています。

■3月7日発売 CREA 4月号にて まずはいつもの連載のコスメチャットが特番として、6pの新製品祭り。通常はこちらから商品を選んでOL諸嬢にモニターしてもらうところを、新色新製品2000点を集めそこから各自が使いたいものを持ち帰ってモニターするという初の試みに挑戦。
また浜崎あゆみさんや黒木瞳さんのヘアメイクでおなじみの黒田啓蔵さんに学ぶアイメイクのハウツーを10p構成にて展開。このアイラインの引き方、マスカラの塗り方さえマスターしてもらえれば誰でも整形ナシでパッチリ目に変身できますのでぜひご覧になってみてください!

・・・といったところです。情報は早いのが命ですのでこのページはなるべく頻繁にアップできるようがんばりま〜す。
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# by tekumaku_w | 2006-03-07 13:03 | 美容界だより
パヴァロッティに「誰も寝てはならぬ〜♪」と唄われて始まり、荒川静香さんの金メダルで一気に日本国中が盛り上がった06年冬のトリノオリンピックも、女子のお祭り=ひな祭りも終わり少しずつ春めいてきた今日このごろですが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか?

95年の年末にマガジンハウスのサイト内でささやかに始まった私のHPが、昨年でちょうど10周年を迎えました。思えば95年のある日、マガジンハウスのネット事業部で初めてMACに触れ、eメールを送信させてもらったときの驚きは、恐らく原始人が初めて火を見たときに感じたであろう驚愕に近いものがあり、これは大変!時代が変わるんだわ!と、しばらくはその部署に入り浸ってネットサーフィンを楽しんで満足していたのですが、そのうち、「美容に関するおもしろいサイトがひとつもない」ことに気づき、それなら自分で作っちゃおう、と当時の担当部長氏に許可を得て作ったものがテクマクマヤコンの前身となるページでした。それから何度かのマイナーチェンジを経て、気づけばなんと10年もの月日が流れていたのですねぇ。

そんなころ、カフェグローブの社長である矢野貴久子さんから10周年を機にブログ形式でリニューアルしてみませんか? とのお誘いを受け、サーバを移籍してこちらにお世話になることになりました。貴久子さん、ありがとう! 彼女とはマガジンハウスで仕事をしていたころからの知り合いなのです。貴久子さんがこうして社長になるとは、もちろん当時は予想も想像もしていませんでした。人生とは本当におもしろいものです。

以前からご愛読いただいていた方は、今後ともどうぞよろしく。
こちらで初めてテクマクマヤコンをお知りになった方は、初めまして。いろんなことに同時に興味を持ってしまう好奇心旺盛な性格なため、カテゴリーがあちこちに飛び気味で支離滅裂になりぎみな内容ですが、どうぞよろしくおつきあいください!
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# by tekumaku_w | 2006-03-06 00:03 | 美容界だより