近日公開(予告篇)〜シャネル「香り」のモード
2009年 12月 20日
えーちょっと自己宣伝というかお知らせ・・
2009年春から秋にかけてインタビュー&撮影&取材し、11月にまとめた記事がようやく来年早々発売の家庭画報でお披露目になります。
インタビューさせていただいたのはシャネルの専属調香師のジャック・ポルジュ氏。来日したタイミングと私達がホテル取材でパリにいたときと、南仏+パリに撮影に行ったときの3回。
撮影内容は、南仏グラースでのジャスミンの収穫と、パリ・カンボン通りにあるシャネルが使用していたアパルトマンの部屋およびパリ市内におけるフレグランスボトル撮影でした。
ジャスミン♪
ここ2年くらい自分的なジャスミンブームが来ており、わかばさんのカウンターで自分の好きな香り調香体験でもジャスミンを思い切りフィーチャーしたのを作ってたのですが、まさかグラースで畑いちめんに咲いているジャスミンを見ることができるとは!
ここはシャネル社が契約を結んでエッセンスを供給してもらっているミュル家の畑です。グラースでも土地や人件費の高騰で栽培をやめてしまう農家が多いなか、シャネルでは大事なジャスミンのエッセンスを確保するため、ミュルさんと契約したというわけなのです。
記事の内容は
<第一部>シャネル No5の誕生
<第二部>No5の独自性の秘密
<第三部>No5の現代版オー プルミエールの制作背景
<第四部>シャネルのフレグランスがめざすスタイルとは?
みたいな流れの9pモノです。
以前にアゲた映画「シャネル&ストラヴィンスキー」は、ちょうどココ シャネルがNo5を創ったころの話なので併せてご覧になると「現在、香りの代名詞=定番とみなされているNo5が、当時いかに斬新で革新的なスタイルを提示していたのか」ということがわかると思います。だってストラヴィンスキーの不協和音連続の音楽をいち早く理解し、パトロンになったほど、新しいものへの嗅覚がすぐれていたココ シャネルが、時代に挑戦する意味でつくった香りなんですからね。
私としても2009年、最も時間を費やして作った記事になりましたので、思い入れもあり、1人でも多くの方に見ていただけると嬉しいです!
by tekumaku_w
| 2009-12-20 11:12
| おすすめ美容