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by tekumaku_w

THE ハプスブルク


バリエーション溢れるさまざまな絵画があり(明治天皇がフランツヨーゼフに送った日本画や、螺鈿処理の飾り棚まで)楽しめました。チケットやポスター、パンフに使われている絵はベラスケス作の「白衣の王女マルガリータ・テレサ」「皇太子フェリペ・プロスペロ」です。マルガリータのほうはベラスケスの最高傑作といわれる「ラス・メニーナス(宮廷の侍女たち)」で侍女たちにあやされる王女として登場する姫さまですね(今回はこの絵は来ていませんが)


なかにビジュアルの観賞部屋が2つあり、それぞれ違ったムービーを流してくれてこれも楽しかったな。

そして外に出てきたところにある売店コーナーでは、ウィーンの名菓子店デーメルのカウンター(ザッハトルテや焼き菓子販売)、あとブダペストの(名前忘れちゃった、ごめんなさい)エリザベートもよく行っていた有名カフェのカウンター(ジャムやお菓子詰め合わせinエリザベートボックス入り)などが出迎えてくれるのが、いつもと違った趣向で盛り上がりました。

どうせなら、イートインできる特設カフェも作ってほしかったです。新美術館内のカフェ、ちょっと飽きたので、出し物に合わせたマイナーチェンジが欲しい感じします。デーメルやこのハンガリーカフェの関連ドリンクやスイーツを置いてもよいのじゃないかな〜

ま、それにしても、この展覧会ものすごく動員してるらしいんだけど、人気の理由がわかった気がしました。

mixiの美術展コミュはいつもいい情報くれるのでアテにしてるんですが、そこでも絶賛されていて、それと、新書の「名画で読み解くハプスブルク家12の物語」(中野京子著)を参考書にするとよいとすすめられていて、買ってあったので読んでみることにします。読んだらまた見に行きたくなりそうだけど。というか、少し読んだ段階では、展覧会では美しくまとまっているハプスブルク家の血みどろ系の裏話満載という感じ(血縁が濃いがゆえの悲劇みたいなもの中心)なので、この読書によって王室の反映の光と影の両面がわかるという感じでしょうか。

展覧会は12/14まで東京新美術館、来年1/16〜3/14に京都国立博物館に場所を移して開かれます。公式サイトはこちら
by tekumaku_w | 2009-11-01 10:11 | 発表会だより