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by tekumaku_w

パリの美味しい場所アドレス(2)



ひきつづき。

(5)ホントに安いビストロ、シェフはめちゃ若くてガニエールの下にいた人、予約とりづらいんだけど何とかとれた、と、在パリのkyokoさんが予約入れてくれて車でルノワール内覧会の後で行ったところ、なぜか日本人客満載。どこかの雑誌に載ったの?・・なrestaurant JADIS

検索したらフィガロ・ジャポンの「星付き出身シェフの次世代ビストロ」特集
のトップに出たのですね。すごいですよ。6卓くらいしかないのに、ウチらを入れると4卓が日本人客。しかもそのうちの1客は知り合いだったという結果。その知り合いはフィガロ・ジャポンでも写真を撮っているカメラマンさん夫妻と一緒だったら当然な帰結かも、だけど。それにしてもビックリ。その知り合いはモナコで公演したエビ様を追っかけした帰りに今週末までパリ休暇だそうで。Y嬢ヤルなー。

はて! 南仏が時ならぬ嵐になったのは、エビさんが「鳴神」なんか披露するからなんじゃないの!?とこのとき思った。

ま、それは置いておいて、すごい安さというのは、しっかりした前菜+メイン+デッセルの3コース選んで確か30ユーロ台(確か35ユーロ)というものすごいコスパなのです。3コースにしないで前菜メインかメインデッセルという2コースにもできる。単品どりだと前菜8€、メイン17€、デザート7€という明朗会計。

30ユーロ台のほかに45ユーロのコースもあって、こちらのほうが前菜メインともに選択の幅が広がって魅力的なものが多くなる。品数も多くなる。30ユーロのコースだとちょっと食べたいものが合わない人もいるかも。

で、私は前菜に夏の終わりの風味という、いかにもガニエールの下にいた人らしい詩的な名前のついた一品と、ウサギ肉にしてみた。ウサギはいいんだけど添えられてたポレンタが私はどうも苦手。それで45ユーロのコースにしようかと悩んだのだけど、そんなに量は食べられないし、ということでお店のお姉さんに相談すると、ポレンタをインゲンにかえてくれるというので即決した。

前菜:夏の終わりの風味

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お魚はマックロウ(鯖)。魚に関してはちょっとでも生臭だとヤな、そこだけ外人みたいな味覚の私にはちょっと臭みがあり残念。この前のギャラリーキッチンビスの鯖は味噌仕立てだったせいか臭みがなくあっさりしてた。腕の差なのか味噌が素晴らしいのか? しかし欧米の人って魚の臭みダイジョブなの?フランス人に聞いてみたかった。

同席のフォアグラ女Sちゃんはむろんフォアグラよ(この人、和や中華を除いてフレンチでは毎回フォアグラ食べてた気がする)

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でもってメインのウサギ、これはもう今すぐにでもまた行って食べたいほどの美味しい一品でした。(美味しくて食べるのに夢中で写真がない・とほほ) 肉そのものも美味しいし、焼き加減も、さらに肉の下に隠されていたコーンのソースが絶品。コーンなのはポレンタからのつながりなのね。でもポレンタ苦手だから、つながりブチ切っちゃってパルドンなのだ。それで脈絡なくインゲンが別皿でやってきて、でも、そのインゲンを切ってコーンのソースとうさぎ様と一緒にいただくのが、また格別あのコーンソースの作り方は習ってみたいなり。

ウサギで盛り上がったのでデザート何にしたのか覚えてない・・と思ったら、私はデザートナシのさらに安い29ユーロくらいの2コースにしたんだった! デザートつきのコースにした2人からちょっと分けていただく。うむ。デザートもポーション、作りとも手抜きナシで美味でしたよ。

ちょと不便な場所にありますが、この値段でこの料理を出してくれればはるばる行く価値あり。混んでいるワケですね。ブラボーです。

□208 rue de la Croix-Nivert 75015
01 45 57 73 20
by tekumaku_w | 2009-09-25 18:09 | eating