五つ星ホテルの裏側(前編)
2006年 04月 11日
東京には、昨年のマンダリンに続き、
来年のリッツカールトン(六本木防衛庁跡地ミッドタウン)、ペニンシュラ(日比谷 オフィスビル跡 でもそもそもあの場所にはホテルがあったんですってね)と、大ブランドホテルが勢ぞろいする予定で、ただいま建設まっただなか。新たなホテル戦争勃発か!? といわれています。そして、これをむかえうつ、老舗、帝国ホテルはすでに大改装を敢行してますしね。
日本のご近所、香港を見ても同様なことがひと足先に進行中。というのも、老舗マンダリンのそばに昨年秋、新マンダリンができ、空港からのエクスプレス香港駅の上にはフォーシーズンズ香港ができ、これに対して九龍半島側の老舗ペニンシュラは5月待望のスパをオープンさせて存在感を再アピールという手に出る。
ソウルには昨年パークハイアットがあき、アジア初のWホテルもお目見えし(先日チェジウ竹之内ドラマの「ロンド」のロケ場所になってたようにCMや映画のロケ多し)、これに対して老舗の新羅ホテルはレストラン改造に続いてただいまロビーを大改装中。
どこでも、新興勢力に対して老舗がリノベで対抗という図式になっているわけです。
一方でいま最も新ホテルの計画が多いという中国大陸では、上海はコンラッドが建築中だし、北京にも、いまのところグランドハイアットが1人勝ち状況の市内の目抜き通りに、リッツカールトンやラッフルズやパークハイアットがやってくる・・・だけじゃなく、たまげることには、世界遺産のリージャン(麗江@雲南省)なんて山奥にまで、バンヤンツリーができるっていう話もトラベル&レイジャー誌で読みました。たいへん!ちゅーかホントなんでしょうか!?
タイも負けてはおらず、チェンマイのマンダリンがグランドオープンしたり、バンコクのペニンシュラのスパが大改装したり、モルディブにだって、去年、ワンアンドオンリーの新リゾート、リーティラというすごいものができたばかりなのに、津波で遅れていた2軒目のフォーシーズンズがついにオープン(オーナーは1軒目のフォーシーズンズと一緒らしい)したり、意表をついてなんとWホテルができたり・・・
このように、しばらくは雑誌のホテル特集のネタには事欠かない状況が続くんではないかという華々しいアジア近辺の状況なんですが、そういういわゆる高級ホテルの裏事情、働いてる人たちの苦労とか、やりくりとか、来るであろうセレブのお行儀ってどうなんでしょうね?
・・・というのが、前置きだったんですが、すでに前置きで相当長くなってしまいました。実は今回は、そういうミーハー心を、ちょっぴり満たしてくれる小説を書店で見つけましたって話です。名著という類じゃないですが、興味深い一冊ということで、紹介しておきます。ホテル好きな人ならおもしろく読めると思う。
本の名前は邦題「誰も知らない五つ星ホテルの24時間〜匿名ホテルマンの爆笑告白記〜」 原題はHOTEL BABYLON(ホテルバビロン)
ロンドンにある架空の五つ星ホテルのレセプショニストが語る高級ホテルの裏側のドタバタ劇、いってみれば有頂天ホテルロンドン版とでもいいましょうか、舞台は架空の場所=ホテルバビロンだけど、できごとはすべて実際におこったこと。なぜなら業界暴露作品で有名なジャーナリストである著者は、ロンドンのいくつかの高級ホテル勤務を経た後、某有名ホテルの支配人になっている匿名氏への取材を元に、
10年分のほんとうにあったできごとを24時間に縮めてストーリー仕立てにしたというんです。
・・・・・さて、気になるその内容は後編として、すぐ追ってアップいたしますね。
来年のリッツカールトン(六本木防衛庁跡地ミッドタウン)、ペニンシュラ(日比谷 オフィスビル跡 でもそもそもあの場所にはホテルがあったんですってね)と、大ブランドホテルが勢ぞろいする予定で、ただいま建設まっただなか。新たなホテル戦争勃発か!? といわれています。そして、これをむかえうつ、老舗、帝国ホテルはすでに大改装を敢行してますしね。
日本のご近所、香港を見ても同様なことがひと足先に進行中。というのも、老舗マンダリンのそばに昨年秋、新マンダリンができ、空港からのエクスプレス香港駅の上にはフォーシーズンズ香港ができ、これに対して九龍半島側の老舗ペニンシュラは5月待望のスパをオープンさせて存在感を再アピールという手に出る。
ソウルには昨年パークハイアットがあき、アジア初のWホテルもお目見えし(先日チェジウ竹之内ドラマの「ロンド」のロケ場所になってたようにCMや映画のロケ多し)、これに対して老舗の新羅ホテルはレストラン改造に続いてただいまロビーを大改装中。
どこでも、新興勢力に対して老舗がリノベで対抗という図式になっているわけです。
一方でいま最も新ホテルの計画が多いという中国大陸では、上海はコンラッドが建築中だし、北京にも、いまのところグランドハイアットが1人勝ち状況の市内の目抜き通りに、リッツカールトンやラッフルズやパークハイアットがやってくる・・・だけじゃなく、たまげることには、世界遺産のリージャン(麗江@雲南省)なんて山奥にまで、バンヤンツリーができるっていう話もトラベル&レイジャー誌で読みました。たいへん!ちゅーかホントなんでしょうか!?
タイも負けてはおらず、チェンマイのマンダリンがグランドオープンしたり、バンコクのペニンシュラのスパが大改装したり、モルディブにだって、去年、ワンアンドオンリーの新リゾート、リーティラというすごいものができたばかりなのに、津波で遅れていた2軒目のフォーシーズンズがついにオープン(オーナーは1軒目のフォーシーズンズと一緒らしい)したり、意表をついてなんとWホテルができたり・・・
このように、しばらくは雑誌のホテル特集のネタには事欠かない状況が続くんではないかという華々しいアジア近辺の状況なんですが、そういういわゆる高級ホテルの裏事情、働いてる人たちの苦労とか、やりくりとか、来るであろうセレブのお行儀ってどうなんでしょうね?
・・・というのが、前置きだったんですが、すでに前置きで相当長くなってしまいました。実は今回は、そういうミーハー心を、ちょっぴり満たしてくれる小説を書店で見つけましたって話です。名著という類じゃないですが、興味深い一冊ということで、紹介しておきます。ホテル好きな人ならおもしろく読めると思う。
本の名前は邦題「誰も知らない五つ星ホテルの24時間〜匿名ホテルマンの爆笑告白記〜」 原題はHOTEL BABYLON(ホテルバビロン)
ロンドンにある架空の五つ星ホテルのレセプショニストが語る高級ホテルの裏側のドタバタ劇、いってみれば有頂天ホテルロンドン版とでもいいましょうか、舞台は架空の場所=ホテルバビロンだけど、できごとはすべて実際におこったこと。なぜなら業界暴露作品で有名なジャーナリストである著者は、ロンドンのいくつかの高級ホテル勤務を経た後、某有名ホテルの支配人になっている匿名氏への取材を元に、
10年分のほんとうにあったできごとを24時間に縮めてストーリー仕立てにしたというんです。
・・・・・さて、気になるその内容は後編として、すぐ追ってアップいたしますね。
by tekumaku_w
| 2006-04-11 12:04